エフェクターボード紹介
たまには機材の話を。
ということで↓が最近のボードです。
このボードにして4ヶ月、ライブは20本弱しかやっていませんが、今のところの感想を。
まず自分の場合リハーサル時間が短いことが多いので、あらかじめ配線してあることは非常に重要。
リハ無しとかもザラにありますし、セッティングに時間を取られたくないので、今のところこういう形に落ち着いています。
以前は↑のラックタイプを持ち歩いていましたが、かなり重いので今は自宅専用になってしまいました。
ちなみに録音はマイクを使わないで、これだけでやっています。
ということで、それぞれ機材を紹介していきます!
まずはR-Zero Traveler!
ソロギタリストにはおなじみの機材かと思います。
D.I.付き2chプリアンプで、ギターからの音はここに入力します。
機能面の説明すると長くなるので興味のある方はこちら↓
自分は歌物サポートだったり、インストでピアノ、バイオリン、パーカッション等、とにかくアンサンブルで演奏することが多いのですが、ここで重宝するのがブーストスイッチ。
+10dBまでブーストできますが、これがとってもちょうど良い。
+20dB以上ブーストできる製品もありますが、設定がシビアになるのであまり好きではないですね。
それから地味に嬉しいのが、ライン・マイク出力変換スイッチ。
ミキサーによってはライン出力が受けられないことがあるので、こちらも活躍しています。
次はStrymon OB.1
Travelerの1ch(コンタクトピエゾ)へインサーションケーブルで接続しています。
これはオプトコンプ(光学式コンプ)というやつで、アコギとの相性は抜群。
特徴はその滑らかな音。
パコパコしたコンプとは真逆の性質で、非常に自然に、かつ音楽的にかかってくれます。
コンプはどれもそうなのですが、やはりレンジは狭くなります。
しかしアンサンブルではレンジが広いとかえって邪魔になることが多いので、あえて狭くするという意味でも使える場面が多いですね。
こちらは曲やバンド形態によって使ったり使わなかったりします。
セッティングはoutput 12時半、comp9時くらいでかなりうっすらかけることが多いです。
深くコンプレッションしすぎると、ダイナミクスがなくなるだけでなく、ハウリングも起きやすくなるので注意が必要です。
ちなみにこの製品は80Hzでローカットしてあるので、ソロギターで使う場合はベース用Modバージョンを買うといいかも。
お次はリバーブ!
NeunaberのImmerseですね。
Travelerのセンドリターンに繋いでいます。
アンビエント系のギタリストには特に好まれているみたい。
浅くかけると自然なリバーブになってくれるので、扱いにくいわけではないです。
むしろある程度テキトーなセッティングにしても音楽的にまとまりやすいので、現場では重宝しますね。
最近は後継機のImmerse Mk2が発売されたみたいなので、今から購入する人はそっちの方がいいかも?
Korgのペダルチューナー!
PicthBlack Custom Blackです。
完全に見た目だけで使っています。
かっこいいですよねこれ。
肝心の使い勝手はというと、悪くはないのですがまぁ普通。
コスパは少し悪いかなといった印象。
チューニング精度は悪くないですが、PetersonやSonic Researchの物と比べると微妙。(ライブにそこまでの精度はいりませんが)
反応速度もTC ElectronicやSonic Reseachに一歩劣る。
直射日光下だと見えなくなる等、色々言いたいことはあります。
まぁ5-6000円のものにそこまで求めるのは酷かもしれませんね。
使い勝手的にはTCのPolytuneがオススメですが、見た目の問題でPolytuneは引き出しで眠っています。
最後は電源!
Strymon Zuma。
Travelerを含め、全ての機材はこれから電源を送っています。
日本ではPSEの関係で発売されていませんが、搭載しているトランスが一番グレードの高いものになっています。
電源は妥協したくなかったので、個人輸入しました。
やはりトランスが良いものだと、音の押し出しが違います。
Strymonの電源は最高峰の測定器でテストしているようなので、間違いないですね。
市場にはアイソレートと謳いながら実はただ分岐しているだけだったり、ノイズ対策が甘々だったりするものが多いようなので、ここの投資はある程度した方が良いかもしれません。
日本ではZuma R300というZumaの弟機が手に入るようなので、そちらでも良いかもしれませんね。
ということで機材紹介でした!
参考までに!